まず間違いなく、俺の歴史の中に刻み込まれた
究極のアドベンチャー・ノベルゲーム


闇組織、インフェルノにおいて
「ファントム」と呼称される最強の暗殺者・アイン。
催眠洗脳によって記憶を奪われ、命令によってのみ行動し
任務を遂行する冷徹な殺人兵器として生きる彼女だったが、
殺害現場を目撃した少年、玲二との出会いによって
次第にその運命を変えていく。

狂気と硝煙に満ちた死神たちの煉獄。
その残酷な世界の果てに、二人が見たものは――。


とにかく素晴らしい、必涙の秀作。
ドラマチックでシュールなストーリー展開が、
プレイヤーを否応なく物語の中に引き込み、
選択分岐が無ければゲームであることすら忘れさせてしまう。

オープニングテーマのpromised landは
本作の為に製作された最高のナンバーであり、
その哀切なメロディーは、聴く者の胸に伝説的な記憶を残すだろう。

惜しむらくは、ストーリー原作者の虚淵氏が開発メーカーを
退職してしまい、続編の話が立ち消えになってしまったことか。


サイトマスターの部屋でも紹介させてもらったが、
このアインは、トゥエルブY.O.のウルマを彷彿と
させるキャラクターで
両者においてはかなり共通する
部分が多いのではないかと・・・勝手に思っている。



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